住宅性能を知るために!佐藤工務店で使用している測定機器紹介
さいたま断熱改修会議 議長の佐藤です。
昨今、住宅の高性能化が進んでいることはご存じでしょうか?
しかし、実際に建てている家の性能って私たちの目には見えません。
図面の数字上ではわからないこと、見えないことは多くあります。
そこで、家づくりのプロが性能を確認する、またお客様に知っていただくためには様々なツールが必要不可欠。
今回は、佐藤工務店で日頃から使っているツールをご紹介します。
■サーモグラフィ FLIRONE PRO
家の壁を壊さずに物の表面温度が測れるもの。
寒色に写る部分が温度が低いことを表す。
iPhoneに挿して、カメラを通して確認できる便利なもの。
■二酸化炭素モニター Aranet4
二酸化炭素の濃度が測れるもの。
1,000ppm以下であれば換気が十分に行われていると言える。
■漏水検知器 Leakage alarm
建物内の見えない部分で水漏れが起こった際にいち早く音で知らせてくれるもの。
お風呂場やキッチン、トイレなどの水漏れが発生しやすい場所に据え付けておくと安心。
■温湿度計 SwitchBot
今一番お勧めなタイプの温湿度計。
スマートフォンで計測結果をグラフで確認することができる。
■風速計 Kestrel
ハンディタイプの風速・気象計。
また、換気扇の大きさ×風速で風量の計算もできる。
■熱中症指数計 みはりん坊プロ
人体の熱や気流に影響されず、温度が測れるもの。
■ポータブル空気質モニター HUMA-i
二酸化炭素濃度、PM2.5、PM10、VOCなどが測れるもの。
■微粒子計測器 パーティクルカウンター
空気中の埃や不純物などの微粒子がどれくらい含まれているか数が測れるもの。
測定5回の平均値が出る。
■電磁波測定器 ERICKHILL
相対的な電磁波の強さが測れるもの。
■風速計 benetech
自然に対流する緩やかな気流の温度と風速が測れるもの。
■温湿度計 misol
非常に精度が高く、価格は安価。
リアルタイムの測定結果をグラフで確認できる。
■アスマン温度計
一番正確と言われる温度計。
アスマン温度計に一番近い結果が出たツールは、Kestrel。
■太陽光パネル
家の中のエネルギー消費量を測れるもの。
■HEMS分電盤
エアコンや照明器具のエネルギー消費量を測れるもの。
■スマートWi-Fiプラグ
スマートフォンアプリで1日、月日ごとの消費電力がわかり、省エネ効果の確認もできるもの。
本記事は、動画でもご覧いただけます。
※佐藤工務店は、さいたま家づくりネットワークの会員です。
住まいは毎日を過ごす場所。
だからこそ、長く快適に暮らしていただけるような家づくりを今後も提供してまいります。
さいたま断熱改修会議 議長 佐藤
有限会社 佐藤工務店一級建築士事務所
一級建築士設計事務所を併設し、新築工事・リノベーション・耐震改修、断熱改修工事が得意です。
安心快適ながら、30年・50年後の暖冷房光熱費と内外装のメンテナンスコストの安い「いい家」が一番だと思っています。
最新の技術と知見によって、お客様に最適な方法をご提案させていただきます。